新しく転職や異動した先で、職場に馴染めない、上手くやっていけるのか心配で不安になる経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
不安や緊張で眠れない日もあったりしますよね。
眠れない日が続くと、体調不良で仕事にも影響してしまいます。
そこで今回は、新しい仕事が不安になる原因3つと慣れるための対策をご紹介します。
こちらの記事は仕事で悩んでいる方をサポートしている台日商事株式会社が紹介しています。
●プロフィール
経歴:仕事に悩んでいる方をこれまで1,000名以上の相談実績あり
本記事をご覧いただければ、新しい仕事の不安に対する原因と解決策がわかるだけでなく、仕事へのモチベーションがアップするはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
新しい仕事が不安になる原因は3つ
原因1 仕事が覚えられない
原因2 人間関係に慣れない
原因3 出来上がった職場に馴染めない
それぞれの原因を詳しく説明していきます。
原因1 仕事が覚えられない
新しい仕事が不安になる原因の一つとして、「仕事が覚えられない」ということが挙げられます。
「仕事が覚えられない」原因にも2つのケースが考えられます。
①仕事への取組み姿勢
②会社の教育体制に問題がある
ケース①仕事への取組み姿勢
仕事を始めて間もない時期であれば、覚えるための取り組み姿勢が大事になります。
・しっかりとメモが取れているか?
・わからないことをわからないままにしていないか?
説明を受けているときは分かっていても、時間がたつと忘れてしまうものです。
どちらも出来ていないと何度も同じことを質問してしまい、仕事が覚えられません。
ケース②会社の教育体制に問題がある
仕事が覚えられない原因はあなたの努力不足だけではないこともあります。
会社の教育体制に問題があるケースもあります。
・マニュアルがない
・上司の教え方が雑
・フォロー体制が整っていない
こうした環境だと、仕事を覚えるまで時間がかかってしまいます。
実際に私も、最初に入社した会社ではマニュアルがなく仕事を覚えるのに時間がかかりました。説明を受けながらメモを取り、空いた時間でそのメモをまとめて自分なりのマニュアルを作りました。
新しい仕事を「聞くだけ」では、なかなか覚えられませんでした。
原因2 人間関係に慣れない
人間関係は相手があるものなので、自分だけでコントロールできるものではないからです。
・挨拶ができていない
・コミュニケーションがとれていない
・積極的に話しかけられない
・自ら接点を作っていない
このように職場の雰囲気に溶け込もうという姿勢がみられないと、良好な人間関係は築けません。
弊社でも転職の相談で一番多い悩みが「人間関係」なのです。
人間関係を築く土台として、職場の雰囲気に溶け込むことはとても重要なだけに、深く悩んでいる方が多くいます。
原因3 出来上がった職場に馴染めない
既に出来上がった職場の中に入り込んでいくことに躊躇したり、勇気が必要な方もいます。頑張って馴染もうとしても、思うようにいかないことも多かったりします。
・職場のルールを聞く人がいない
・既に出来上がっている輪に入りづらい
・誰に相談していいかわからない
・職場の雰囲気やノリに馴染めず浮いているように感じる
新しい仕事を覚えたり、その会社の文化に慣れるまでは、気持ちに余裕もありません。
また、職場だけでなく
・一人暮らし
・田舎から都会に出勤
・異業種へ転職
など、生活の変化も加わるとさらにやることが増え余裕がなくなります。
私も過去に4社転職した経験がありますが、どの会社も全く異なった職場のルールがありました。ルールを知らずに、破るようなことをしてしまって、誰に聞いていいのかわからず戸惑った経験があります。
職場の人間関係をリセットしてスタートすることは誰もが不安に感じるものです。
新しい仕事に早く慣れるための対策は5つ
対策1 仕事のミスをした後の対応を大事にする
対策2 理解するまで何度も聞く
対策3 知識とスキルを習得する
対策4 相談相手を見極める
対策5 周囲との関係性を構築する
それぞれの対策をご紹介します。
対策1 仕事のミスをした後の対応を大事にする
仕事のミスは誰にでも起こしてしまうことです。
大事なのはミスをしてしまった後の対応です。
STEP①原因を追究する
STEP②解決策を考える
STEP①原因を追究する
しっかり内容を振り返り、原因を追究しなければなりません。
原因がわからないと、的確な解決策が分からないので同じミスを繰り返してしまいます。
STEP②解決策を考える
ミスの原因がわかったらか、解決策を考えなければなりません。
解決策を講じることで、同じミスを防ぐことができます。
対策2 理解するまで人に何度も聞く
仕事がわからなければ、理解するまで人に聞くことが大切です。
聞く相手は上司や先輩など、職場によって、それぞれですが、正しく教えてくれる人に聞くということです。
仕事は一度聞いただけでは、なかなか覚えられません。
理解するまで何度も聞くことで、覚えられるようになり、仕事にも慣れてきます。
私は理解するまで聞く(自分に落とし込む)ということを今でも実践しています。
対策3 知識とスキルを習得する
仕事を効率よく進めるために、知識とスキルを習得します。
〇仕事に必要な知識とスキル習得の事例
・仕事内容に関するマニュアルの暗記
・業務に関わる資格の取得
・業務で使うツールの理解度向上につながる学習
帰宅後や通勤途中などの隙間時間に自主的に取り組むことで、できなかったこともできるようになります。
私自身、仕事に慣れるまでは日々の業務を「復習」していました。
業務時間中にメモをとったり、ノートにまとめ直したり、読み直したりすることで、日に日に知識が身に付き、仕事が効率よく進められるようになりました。
対策4 相談相手を見極める
仕事の相談相手を見極めると、仕事の慣れに繋がります。
適切な相談相手を見つけるには、職場の人間関係をしっかり観察することです。
職場の人間関係を観察していると、関わりを持った方が良い人の見極めができるようになります。
仕事の相談をしやすい人が誰か、避けられている人は誰か、観察することで適切なコミュニケーションも取りやすくなり、仕事もスムーズに行えます。
対策5 周囲との関係性を構築する
新しい職場では、周囲との関係性を構築すると良いです。
そのためには、自分から積極的にコミュニケーションを取ることです。
お昼休みのランチを誘ってみたり、会社のイベントに参加してみたりすることで、人間関係を構築することができます。
その際、仕事の質問を通じて、会話のきっかけにしてみると良いでしょう。
私も入社したばかりの頃、自分から積極的にコミュニケーションを取って、仕事に慣れてきました。
周囲との関係性が構築できると、仕事のことで質問しやすくなったり、相手から仕事のことを教えてもらえたりしますので、仕事しやすい環境になります。
仕事の不安が続く場合は職場環境を変えてみる
仕事の不安が続くようであれば、職場環境を変えてみることもおすすめです。
いつまでも新しい仕事に慣れないのであれば、あなたの適正に合わない可能性があります。
〇適正に合わない要因
・仕事内容
・職場環境
これらの要因はあなたの力だけでは、どうにもすることができません。
あなたの力だけではどうにもできない場合、転職も視野に入れて環境を変えることがおすすめです。
台日商事では転職の準備など検討されている方のご相談を承っています。
ご相談者に親身になって対応していますので、仕事に不安を抱えている方や転職するかどうか悩んでいる方はお気軽にご相談してみてください。
まとめ
今回は、新しい仕事の不安に対する原因と解決策をご紹介してまいりました。
いつまでも仕事に慣れなければ、不安が解消されず、精神的にも不安定になってしまいます。
一人で抱え込まずに台日商事にご相談してみてください。
弊社は、仕事に悩んでいる方をこれまで1,000名以上の相談を受けてきました。
20~30代の方向けに、今ある不満・不安を解消すべくしっかり寄り添い、あなたに合った今よりいい条件・環境に転職できるように支援しています。
あなたが一歩踏み出す勇気を応援しサポートします!