ファーストスタディ日本語学校の学生がホテルプラザオーサカさんを訪問しました

2024年8月19日、ファーストスタディ日本語学校に通う2年生の外国籍学生10名(ミャンマー、ベトナム、インドネシア、ロシア、インド、スリランカ)が、大阪・十三にあるホテルプラザオーサカを訪問し、総務部の大川さんから分かりやすく施設やお仕事についてご案内頂きました。今回の訪問は、多文化共生ジャパンの「地域の外国人と企業との接点創りと共生」を目的とした取り組みの一環として実施しました。

(ホテル入口にて大川さんから説明)

総客室数653室の内、約半分が外国人のお客様ということで、インバウンドを積極的に誘致されています。と同時に、外国人スタッフが約30名活躍しており、ホテル一丸となって、おもてなしされています。訪問では、ホテルの各フロアや飲食店などの施設見学もさせて頂きました。

最上階にある鉄板焼き店「逢坂」は、直営店舗であり、何とトリップアドバイザーで一位に輝いています。先日は、世界的な人気歌手も来店されたとか。ホテルも飲食店も、戦略的に経営されています。

(ホテル3階にある、いろはラウンジでは、アニメのフィギュアや無料でレンタル出来る着物が用意されています)

学生たちは、ホテルの業務内容や通訳が必要となるケース、お仕事について等の説明を受けた後、アルゼンチン出身で実際に正社員として働くカルラさんとの交流の時間を持ちました。就職活動の中で、求人票を見ているだけでは感じ取れないリアルな空気を感じることが出来ました。

また、日本での彼らの働き先は決して豊富にあるという状況ではなく、折角日本語を学んだ留学生の内、半数以上が就職に就けず、帰国している実態もあります。

(取締役の菅原さんとカルラさんとの交流)

カルラさんは、2022年よりフロント業務から勤められ、現在は海外の旅行会社向けにインバウンド営業をされています。日本語、中国語、英語、スペイン語を話す非常に優秀な方です。学生たちは、ホテル業界の多様なキャリアパスに対して大いに関心を示しました。プラザオーサカさんの「人に合わせて新規事業も起こしていく」姿勢に、感銘を受けました。

(入口にて集合写真)

多文化共生ジャパンの理念「多様な文化や価値観、背景を持つ人同士がお互いに理解、尊重し合い、共にイキイキと生きる社会を創る。」に基づき、地域社会における多文化共生の推進を目的として、今後も様々な業界の企業様へ訪問を進めていきます。

この度はお忙しい中、ありがとうございました。


●ホテルプラザオーサカ
創業:1986年
スタッフ数:196名(内外国籍27名)
総客室数:653室

特徴:
・交通の便が良い
・直営のレストランや宴会場有り
・地域密着
・様々なイベント開催
・多種多様なお客様の二―ズにこたえる

●ファーストスタディ日本語学校
創業:2001年
大阪本校と泉大津校の2拠点(今後増設予定)
33か国840名の学生が通う。

特徴:
言語の教育だけでなく、外国人留学生が安心して勉強できる生活環境を作り、
日本企業で思いっきり活躍できるような教育を徹底的に行い、就職までサポートする。

さらに地域と連携し交流イベントやお祭りを企画するなど日本人と外国人がうまく共存共栄できる社会づくりを推進。

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