ひとり親のお母さん方との協業スタート

先日、経営実践研究会の仲間である渡辺さんからのご紹介で、ひとり親家庭に食材を届けたり、コミュニティ創りやイベントを実施されているNPO法人ハッピーマム 代表の玉城さんとお会いさせて頂きました。やむを得ない事情でシングルマザーとなった家庭では、課題が多く発生しがちだそうですが、中でも収入面での課題が多いとのこと。というのも子育てしながらの仕事が中々なく、稼ぎにくい社会の現実があります。

上記の表によると、母子世帯ではシングルマザーの「自身の収入」が平均で243万円となっています。また、そのうち就労収入が200万円で、差額の43万円については母子家庭のための手当てや、養育費などからの収入ということが考えられます。ボリュームゾーンとなる「中央値」では208万円となっています。

ちなみに世帯あたり平均所得金額は、「全世帯」でみると545万円となっており、約200万円の開きがあります。この状況で、学費や生活日、習い事など教育にかかる費用が発生するとなると、どこかを切り詰めなければ回っていきません。

そこで、弊社では、シングルマザーの方に在宅で出来る仕事の発注をさせて頂くことにしました。

ハッピーマムの会員さんに、募集情報を流して頂いた所、10名以上から問い合わせを2~3日以内に頂き、そのニーズの高さに触れました。現在、お一人お一人と面談をさせて頂き、状況や環境、スキルをヒアリングすると共に、弊社の概要や理念、ビジョンについても共有させて頂いています。皆さん、前向きで、成長意欲のある方ばかりで、今からワクワクさせて頂いています。

具体的には、簡単にできる企業リスト作成から、希望される方には補助金申請書類の作成、ウェブマーケティングの実施等もお任せしようと思っています。単なる業務のやり取りだけでなく、人間的にも切磋琢磨し、成長し合える関係性を創っていきたいと、話しています。

今後の進捗についても、また発信していきます。弊社のみならず、”企業が当たり前に在宅ワークを発注する文化”を創るべく進めていきます。

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