先日、大阪で開催された経営実践研究会の特別講演会に参加しました。今回のテーマは「お金の仕組み」。中村哲治アドバイザーから、お金の流れや経済について深く学ぶ機会を得ました。政治や経済の話題に対して苦手意識を持っていた私も、この講演を通じて、その重要性に気づき、視点を改めることができました。
中村アドバイザーは、「経営者が世の中のお金の流れを知らずに、うまく経営できるわけがない」と仰っており、経済の基本的な仕組みを理解することの重要性を学びました。日本経済の停滞の理由やバブル景気の発生、そしてそれが弾けた原因など、驚く内容ばかりでした。
講演の中で特に印象に残ったのは、「経営者ができることは、従業員の給料を上げること」というメッセージでした。経営者として社会に貢献するためには、従業員の生活を支えることが最も重要な使命であるとのことでした。従業員が満足していないと仕事にも力が入らないし、モチベーションを管理することも必要ですね。
また、宮本理事からも、私たち日本人が「知らないことが多すぎる」と指摘され、時代の大転換期における学びの重要性が説かれました。テクノロジーの急速な進化や共同体の再構築のムーブメントを背景に、私たちはもっと学び、行動していく必要があります。
今回の講演で強く感じたのは、経営そのものが社会貢献であるということ。お金の問題が社会の課題となっている今、経営者だけではなく私たち一人ひとりが行動を変え、社会をより良くしていくための一歩を踏み出す必要があると感じました。