『.ごちゃまぜ自然体験プログラム 』
先日、経営実践研究会の同志である中尾さんのお誘いで、ごちゃまぜ自然体験プログラムに参加するため都心から一時間ほどの能勢妙見山の麓にある『たつのランド』へ行ってきました。
「たつのランド」とは辰野株式会社の辰野さんが管理されている山を5ヶ月前から開拓しされている場所です
ごちゃまぜプログラムを通して子どもたちと志を持った大人たちが障害あるなし関係なく一緒になって真剣に遊びながら自然という環境をふんだんに使った中で、五感を研ぎ澄まして、もっと楽しくもっと有意義な場所にすべく何ができるかをチャレンジしていきその中で学び気づきとともに成長していくイベントです
まずは、子供たちが転んでも怪我をしない様に、平地に落ちている折れ枝や小石をを取り除く作業から初めていき
上りやすいように枕木で階段も設置してきました
その後はアドベンチャースタイルの自然体験を3コース、
①小さな子供たちがまたやりたくなる様な少しチャレンジを取り入れた動く体験(ロープを伝って山登りゆるやかな斜面でそり遊び)
②自然から自分の興味のあるものを見つける体験(ぎんなんやまつぼっくり拾い)
③想像しながらクリエイティブに作る秘密基地作り体験(林業の方監修テーブルやいすづくり)
外は快晴の中、たつのランドは杉や大銀杏の木が旺盛に生い茂り日陰が多く、また風も通り、多少走っても汗をかかないほど快適で
その中で、子供たちはもちろん大人も経験した事がない様な、開拓のための杉の切り倒し(チェーンソーで杉を倒す姿は圧巻でした)、
それを皆で協力しながら運びながら開拓しお昼には杉のテーブルの上にお弁当をならべ丸太の椅子で座りながらキャンプ気分で美味しそうにをほおばりながら
有志の方の演奏会も交えて非日常のひと時を味わいながら大人も子供たちに負けず、ずいぶん楽しんでいました。
子供たちが見ている前で、大人たちが「真剣」に笑いながら協力しながら遊ぶ姿は、子どもたちにとって街中で味わえない
価値のある体験として脳裏に鮮明に焼きついたのではないかと勝手に思っています
そこには不満や弱音もなく、そこにいた人間が全員前のめりの姿勢と
プラスの思考と発言しかなく、日常でも今回の様な大人が多く溢れれば、子どもたちに誇れるな社会と美しい自然を後世に残して
いけるのではと考え子どもたちのくったくのない笑みを眺めながら開放的な空気に身をゆだね童心に帰りながら一切の恥じらいも捨てて
この時ばかりは全力で子どもたちの輪の中に入り全力遊んでいました。
今回のことで学んだのは『既知』の中の『未知』に気づくことです。
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我々はいまだに、自然が明らかにしてきたことの1%の1000分の1もすらもわかっていない
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アルベルト・アインシュタイン
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昨今、情報化社会の現在ネットやメディアの情報や写真で知識としては得て画像を見ながら気軽に旅行気分を味わうことができる時代です
情報が簡単に手に入りやすくインプットばかりが多い反面、実経験から基づく知恵に昇華しづらくアウトプットの機会が少ないと思われ
あくまで『知って』はいるけどやったことがないことのほうが多く深堀りせずにさわりだけで終わっているのが現状です
また周りや自分のことを表面しかみず見えてないことを気づけてないことも同じように言えます
私事で恐縮ですが『知ったかぶり』だけで終わらさず知らないことを素直に受け入れて
それらを糧にして実のある経験を積み重ねていけたらと思います