先日、経実会の有志で運営する八尾市の貸農園にて、社員とその家族を対象としたイベントを開催しました。有機栽培で育てた新鮮な野菜の収穫体験を皮切りに、BBQや流しそうめん大会と、盛りだくさんの内容で一日を楽しみました。
この貸農園を立ち上げたのは、社員とその家族に、環境負荷の少ない安心安全な食を提供したいという思いからです。戦後、食糧増産のために大量の農薬や化学肥料が使われ、私たちの食卓は加工食品で溢れるようになりました。これらの影響は、現代人の健康にも表れており、アレルギーやアトピーなど、化学物質過敏症が増加傾向にあり私たちは、この現状を改善すべく、まずは身近なところから、安心安全な食を選択できる選択肢を増やしたいと考えました。
同時に、耕作放棄地が増加している現状を改善し、持続可能な農業のモデルとなることを目指しています。余談ではありますが、今回の流しそうめん行った趣旨としましてh、古来中国で七夕にそうめんを食べて無病息災を願ったという伝承からです。コロナ禍を経て、健康に対する意識が高まった今、旬の栄養価の高い食材を味わい、病は気からということもあり自然の中で過ごし太陽の下で土に触れ非日常を味わうことは心身のリフレッシュにつながると信じており精神衛生を常に最良な状態に保つことは、健康を維持する大切な要素といえます。
またこの貸農園の取り組みは、エシカル消費を推進する一例であり。自分たちで食料を育てることで、食の安全だけでなく、自然との共生や地域社会への貢献にも繋がると信じております