2025年2月6日、少し時間がかかりましたが無事にビザ申請が許可された台湾人のリンさん、ベトナム人のハンさんを関西空港から、徳島県は三好市へ送迎してきました。
日本海側を中心に寒波に見舞われ、前日は大阪や京都でも雪が降ったこのタイミングでの送迎。
途中の明石海峡大橋までは晴天でした。その時の撮影。

徳島県に入り、西へ向かう道中、「高速道路通行止め」の表示が・・・
暗雲立ち込める中、高速を下り、国道を進みます。
三好市へ入ると・・・こんな感じ

白銀世界!
徳島って大阪より南にあるから、雪のイメージが全く無かったんですが、この辺りは標高が高いため、雪が降ることはあるそう。
でもさすがにこんな積雪は久しぶりだそうです。
ここから真面目な話。地方の課題解決、地域活性に外国人就労者がお役に立てる件。
三好市の空き家補助ってどんな制度?
三好市では、移住・定住の促進及び空き家の有効活用を図るため、空き家情報登録制度を利用した移住者が、空き家に入居した場合、移住に要する費用の一部を補助する制度を設けています。
1.移住奨励金
補助対象者:移住者等
対象事業:空き家に移住する奨励金
補助率:1世帯当たり
四国内(徳島を除く地域)からの移住5万円
四国外(東京都・京都府・大阪府・埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・兵庫県)からの移住30万円
四国外(上記以外の地域)からの移住10万円
※若年子育て世帯(夫婦のいずれも40歳未満であり、義務教育終了前の子がいる世帯)は、それぞれに2を乗じた額
2.改修補助金
補助対象者:空き家の所有者又は移住者等
対象事業:売買又は賃貸借契約を締結した空き家の改修・家財撤去に要する経費(改修費20万円以上)
補助率:3分の2以内、限度額200万円
人手不足と空き家問題の解決に外国人就労者が最適
地方の若者が進学や就職で、田舎を離れる傾向は止めることが出来ません。
「でも若い人に働いてほしい」
「若い人に移住して欲しい」
そんなニーズに応えることが出来るのが、日本語堪能な外国人財なんです。
この三好市の事例で言えば、放置されて増える空き家の問題解決、並びにリフォーム工事による経済効果、また人手不足の企業の課題解決にもなるトリプルAの施策です。
こうした地方の補助金の制度を活かした形での外国人財の活用を、今後も全国へ広めていきたいと思います。
記事作成:植田