職場でのいじめはとても厄介ですよね。
職場は一日の長い時間を過ごす場所ですから、いじめがあると苦痛でストレスになります。
日々の苦痛からそのことばかり考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、職場のいじめを気にしないための対処法をご紹介します。
こちらの記事は仕事で悩んでいる方をサポートしている台日商事株式会社が紹介しています。
●プロフィール
経歴:仕事に悩んでいる方をこれまで1000名以上の相談実績あり
本記事では、職場のいじめを気にしないための対処法だけでなく、万が一職場のいじめが深刻化した場合の対処法も紹介しています。
あなたの職場いじめの悩みを解決できる最善策が見つかるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
職場のいじめ4つのパターン
職場のいじめでは【パワハラ】です。厚生労働省で規定されているパワハラの定義に該当します。
参考:厚生労働省「職場のパワーハラスメント」
ここでは職場の「いじめ」について4パターンに分けてご紹介します。
①無視される
②暴言や嫌味を言われる
③無理な仕事を押し付けられる
④仕事を与えてもらえない
それぞれ詳しく解説してまいります。
①無視される
無視は職場のいじめの典型的な手段で、経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
では何故、「無視」が典型的な手段なのか。
・周りに気づかれにくいから
・手を出したり暴言吐くのはパワハラだという認識だから
・無視くらいなら大丈夫と思われているから
・手っ取り早いから
無視する側は軽い感覚なのかもしれません。
しかし「無視」は厚生労働省の規定にあるパワハラの定義(「人間関係からの切り離し」という項目)に該当します。
無視という行為がパワハラに該当することを知っている人は意外と少ないかもしれません。
無視されてしまうと、仕事でわからないことを聞けなくなったりしますので、仕事に支障が出てしまいます。
その結果、仕事のモチベーションも下がってしまいます。
②暴言や嫌味を言われる
2つ目は「暴言や嫌味を言われる」です。
非常識な暴言や嫌味を言われることは、精神的な苦痛とストレスを与えます。
ストレスを強く感じると、体調を崩したり冷静な判断が出来なくなる可能性もあります。
また、暴言や嫌味を言ってくる相手に余裕がないと八つ当たりされることもありますよね。
暴言や嫌味を言われた方は、理不尽すぎてモヤモヤが残ります。
暴言や嫌味は厚生労働省で規定されているパワハラの定義の中の1つに「精神的な攻撃」という項目に該当します。
③無理な仕事を押し付けられる
1人で処理できない仕事を押し付けられてしまうのはパワハラに該当します。
厚生労働省で規定されているパワハラの定義の中に「過大な要求」という項目があります。
「過大な要求」に該当する項目に以下の3つが記載されています。
・新入社員に必要な教育を行わないで、到底対応できないレベルの業績目標を課す。
・達成できなかったことに対し、厳しく叱責する。
・業務とは関係のない私用な雑用の処理を強制的に行わせる。
参考:ハラスメントの類型と種類
④仕事を与えてもらえない
仕事を与えてもらえない状況はとても辛いです。
仕事がなくても、出社しなければなりませんし、必然的に雑用係や自ら仕事を探さなくてはなりません。
理由なく仕事を取り上げられたり、ふさわしい仕事がもらえなかったり
すれば、嫌がらせと感じる人は多いでしょう。
仕事を与えないのは、厚生労働省で規定されているパワハラの定義で「過小な要求」に該当します。
職場のいじめを気にしないための3つの対処法
仕事を頑張るために出勤してきているのに、職場のいじめで仕事に集中できない人も多いです。どこの職場にもあることと我慢していませんか?
職場のいじめを気にしないようにできれば、今より仕事に対するモチベーションがあがるはず。3つの対処法をご紹介しますのであなたに合った対処法を活用してみてください。
対処法①:仕事をするだけと割り切る
対処法②:相談相手を見つける
対処法③:異動希望を出す
それぞれ詳しく解説してまいります。
対処法①:仕事をするだけと割り切る
職場のいじめを気にしないための対処法1つ目は「仕事をするだけと割り切る」です。
なぜなら、ストレスを感じにくくなるからです。
職場は仕事をするだけと割り切ると、会社を出た瞬間に気持ちが切り替えられるようになります。自由な時間まで仕事モードを持ち込まないようにできればプライベートな時間も充実します。
自分の自由な時間を存分に満喫することで、ストレス発散になります。
仕事とプライベートでの自分の気持ちにメリハリをつけることで、職場のいじめを気にしないようになるから、仕事をするだけと割り切ることをおススメします。
対処法②:相談相手を見つける
対処法2つ目は「相談相手を見つける」です。
悩み事を誰かに聞いてもらうと、気持ちが楽になるからです。
1人で悩んでいるときは特に、どうしてもネガティブに考えがちです。
周囲に頼ることもとても大切です。
誰かに話を聞いてもらうことで、冷静なアドバイスをもらえたり、自分の気持ちも整理できます。
相談相手を見つけることで、1人で抱え込まず悩み過ぎを回避できますので、職場のいじめを気にしないようになります。
対処法③:異動希望を出す
対処法3つ目は「異動希望を出す」です。
環境を変えると、人間関係もリセットできます。
会社の体制にもよりますが、異動希望が出せれば、会社は辞めることなく環境を変える事ができます。
職場のいじめを気にしないで、異動先で心機一転頑張れますね。
職場のいじめが深刻化した場合の対処法
職場のいじめが深刻化してくると、解決できないこともあります。
職場のいじめが深刻化した場合は以下のように対処してみてください。
・上司に相談する
・第三者機関に相談する
・転職する
それぞれ詳しく解説してまいります。
・上司に相談する
上司はいじめの実態に気づいていないことが多いので、相談することで何らかの対応策を講じてくれる可能性があります。
上司に知ってもらうことで、いじめてくる人への然るべき処置が取られるケースもあります。
・第三者機関に相談する
職場内で解決できないときは、労働組合や労働局、弁護士などに相談してみてください。
労働組合:労働者の権利や職場環境を守るための組織
労働局:厚生労働省の管轄下で各地に配置されている行政機関
弁護士:法律のプロ
様々な機関から、的確なアドバイスをもらえます。
・転職する
何をやっても、状況が変わらない!というときは転職も視野に入れましょう。
転職することで、新しい職場となり全てがリセットされます。
今すぐにでも辞めたいと焦って行動に移してしまうと、転職先で同じ悩みに陥りやすいリスクもあります。
転職先で同じ悩みに陥らないようにするためや、相談する相手がいなかったり、解決策が見つからない場合は転職のプロに相談することをおすすめします。
台日商事では、仕事に悩んでいる方をこれまで1,000名以上の相談を受けており、一人ひとりの今ある不満や不安を解消すべく、しっかり寄り添い全面的に転職のサポートをいたします。転職するか悩んでいる方でも、気軽に安心して
相談して頂けます。
よりよい未来のために、まずはあなたの悩みをご相談ください。
まとめ
今回は、職場のいじめを気にしないための対処法と深刻化した場合の対処法を紹介してまいりました。
職場でのいじめはとても辛いものです。
日々の苦痛から少しでも楽になれれば幸いです。
何をやってもダメな時は、一人で抱え込まずに台日商事にご相談してみてください。
弊社は、仕事に悩んでいる方をこれまで1,000名以上の相談を受けてきました。
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