株式会社Einswahl様へ訪問しました。

先日経営実践研究会の仲間で、大阪市内・堺・泉大津の多方面で就労支援事業に携わっている玉井さんの会社に訪問させていただきました。

代表の玉井さんの観光施設のスタッフや電子機器メーカーの営業と異色の経歴をお持ちで、副業でされていた物販をきっかけに今の物流倉庫のお仕事を始められました。

創業当初はパートの方の意向と会社の意向のすり合わせに悩みシフトが偏重して業務が滞ってしまったり、同時に始めた就労事業では一律の給料のため能力差での利用者間の軋轢があったりと苦労が絶えなかったとのことです。

現在は老若男女問わず様々な年齢層の方々を抱え、特に子育てされている方はお互い事情を汲み取りあって支えあうことで、業務が円滑に回り年間365日の稼働率を誇り、就労の利用者さんは障がいの軽重や負担を考量して業務内容を割り振って、長く働きやすい環境をつくり出来高によるステップアップ制度を導入。工賃の最低ラインは全国平均の二倍強多く貰ってる方は一般就労と同等の額面を出すなどモチベーションアップにもつながっているそうです。

経営も軌道に乗りECサイトの配送代行の仕事が増えたきっかけで本業の物流倉庫のキャパを増やすべく増設
及びお客様のニーズに沿うべく今冬食品冷蔵倉庫も扱うなどさらなる収益増など右肩上がりとのことで
物流以外でも廃品回収及び古物を取り扱うなど手広くされており
市内の就労施設ではEスポーツに取り組むなど最近トレンドを抑えつつも
人の営みが続く限り決して無くならない職種を継続していくなど
現実と理想のバランスをうまくとって調和していってるようでした。

障がいや病気や個性と捉え有無を関係なく人には
得手不得手がある中でもが輝ける環境の中で誰もが『平等』にチャンスがあり
それを掴みとれる社会を築こうとする玉井さんのスタンスをより深く
知れる貴重な一日になりました。

株式会社Einswahl URL
https://www.einswahl.co.jp/company/

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