どの求人広告を使えば良いか？
人材不足の昨今、採用単価は上昇し続けていますが、無駄な費用を掛けずに求人募集を掛けるにはどうすれば良いのでしょうか？
求人募集の媒体は、主にインターネットと紙とがありますが、両媒体ともに、高速で多様化が進んでいます。ターゲット人材をピンポイントで採用が行なえる専門的な求人媒体も増えてきています。そんな求人媒体が数多くある今、どこに求人掲載をしても同じと思い込んで、求人募集をしていませんか？
もしそうであれば、改善の余地はあるかもしれません。貴社の業種や募集する職種に合うターゲット（＝興味を持ちそうな利用者）の多い求人媒体を選ばないと、応募反響の数は期待できません。
業種や職種、性別、年齢世代、エリア、雇用形態、福利厚生、等々さまざまな項目を基に、今では数多くの求人媒体が存在します。求人媒体によって強みが異なるので、しっかり把握して最適な求人媒体を選びたいものです。
各求人媒体の特徴を把握する為には、まず利用者数、PV（ページビュー＝閲覧数）、利用者属性によって判断すると良いでしょう。応募の数を増やす為には、採用要件に対してどの求人媒体が一番マッチするかを見極める必要があります。
■バイトル
AKB48や上戸彩のCM等で知られる、アルバイトの求人情報サイト。掲載件数は8万件以上で、知名度、ユーザー数など国内求人サイト最大級の規模を誇る。バイトルを利用しているのは、学生・フリーターなど10代～20代の男女が中心。「エリア」「路線・駅」の他、期間や収入など検索機能が充実しているので、希望条件に合った情報が見つけやすい。独自システムの「応募バロメーター」は、その求人案件に対する現在の応募状況が一目で把握でき、効率的な便利な仕組み。お店の雰囲気を動画で確認できるのも嬉しい。パソコンだけでなく、スマートフォンや携帯電話でも同じ情報が確認できる。
■ジョブセンス
マッハバイトは、「採用お祝い金」が特徴のアルバイト求人サイト。2017年9月以前は「ジョブセンス」という名称でしたが、リニューアルを行ない「マッハバイト」に変更となっている。求人数は約20万件。ユーザーは20代（約5割）、フリーター、学生が中心。求人掲載希望時には、成功報酬プランと掲載課金プランの２種類から選べる。成功報酬プランは、イニシャルコストは掛からず、初出勤した段階で、費用が発生するプラン。HP上では、1名採用3万円～と表記されているが、実際には1名当たり5万円以上掛かるケースもあり。掲載課金プランは2週間で1万円～利用できるが、3プランの中の一番下のプランなので、効果は期待できない。効果を期待するなら、上位プランの2週間で3.5万円が無難であろう。
■マイナビバイト
およそ12万件の求人情報を扱う、大手マイナビのアルバイト情報サイト。短期や単発のアルバイト情報も豊富で、急な出費の際や隙間時間に働くのに最適。様々な職種を取り扱っていて、ディズニーやスカイツリー、上野動物園など、他媒体ではあまり見かけない珍しい仕事もあり。人気のスポット、通学定期の範囲内、人気企業など、求人の検索方法が多彩で充実している。求人情報は詳細に公開されていて、職場の年齢層、男女比、雰囲気なども含め、気になるポイントが分かりやすくまとめられている。
■フロムエーナビ
リクルートが運営する、アルバイトの求人情報サイト。常時10万件以上の求人を掲載している。2009年3月で紙媒体の「フロムエー」は廃刊となり、現在はネット媒体のフロムエーナビの運営のみとなっている。大手企業運営なので信頼が厚く、ここにしか求人募集を載せないという企業も多い。スマホ向けの無料アプリも提供されていて、仕事探しだけではなく、出勤シフトの管理や給与の計算もできるので、おすすめ。
■ショットワークス
短期・単発アルバイトの専門求人サイト。地域や職種での検索のほか、最低勤務日数や時間帯を指定して検索できるのは、当サイトならでは。比較的に髪型や服装が自由で、年齢や経験不問など制約が少なく、希望日にすぐ働けるのが魅力的。小遣い稼ぎだけでなく、新しい職種に挑戦して自分と仕事の適性を確かめたり、本業の休日に違う仕事で気分転換してみたり、働き方は多種多様。
■anエリア
人材のプロであるパーソルキャリア（旧インテリジェンス）が運営する、地域エリアから検索することに特化した、アルバイトの求人情報サイト。特に便利なのが乗車駅と降車駅を入力すれば間にある駅の求人も調べることができる機能。条件やフリーワードでの検索も可能。
■成功報酬型の外国人アルバイト求人サイト
外国人の中でも、台湾人とベトナム人に特化した求人サイト。もしも採用してから１か月以内に辞めてしまった場合、料金は一切掛からないので、無駄な求人募集費用をかけずに済むのが嬉しい。運営は大阪本社の台日商事株式会社。
